
難解すぎて100回はねむれます。
横書きでひらがなが多いから読みにくいとか
センテンスが長く、1ページに読点が一個か二個
読点も「。」じゃなく「.」であるところがさらに読みにくくさせているとか
いろいろウワサされていました。
いちど手に取ってみたいわ
そう漏らしたら、オットが目についたたときに買ってきてくれました。
本を手に取ってみるとリバーシブル本で
横書き本編(abさんご)と縦書き短編が3つ収録されています。
手に取ってみたいとはいいましたが、
本屋でこの手に取ったなら
たぶん、そっと棚にもどしているでしょう。
ほんま、読みにくい。難しい。
私は速読派です。数センテンスずつ目でながめて
漢字のキーワードを図形としてインプットしながら読んでいきます。
だから何行もひらがなが並ぶと
ローマ字でつづられているのと同じで一文字ずつ確認して、単語に変換する作業がいります。
お経よりむずかしい。長時間の集中。
これは修行です。
だいたい、ありえない。
一冊のハードカバーとしては薄っぺらな本の中に、
著者が50年間に書いたすべての作品を全文収録してある!
abさんご、夕べもページをめくれませんでした。
気が付いたら朝になっていました。
どれだけ、漢字に変換してデジタル化して読もうかと思ったことか。
せっかく買ぉてしもたから。