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法隆寺の玉虫厨子

20210511法隆寺展

奈良国立博物館で開催中の法隆寺展。

先月、本物の玉虫厨子をみました。
本当に玉虫色をしていました。

見つけた場所は、二階建ての部分で正面から向かって左面の上側の横棒のところ。
これを学術的に表現すると
「宮殿(くうでん)部の右側面軒下長押で、透かし彫り装飾金具の下地に敷き詰められていた玉虫の羽が確認できた」
でしょうか。

玉虫厨子はとても大きいものでした。
二階建て構造なのですが、一階と二階が吹き抜けになっていたら
私などゆうに背をのばして入ることができます。
高さ2m以上はあります。

正しくいうと宮殿部と台座部の二層構造で、総高233.3㎝。
二層に分かれているので成人が背を伸ばして入れるほどの高さではないです。

それが台の上に乗り、ガラスケースの中に入っているので
一階部分が目線の高さになるんです。
背伸びしても近くに見えないし、玉虫の羽を探すのは苦労でした。

玉虫色のところは
厨子の前でずっとずっと穴のあくほど探して粘ってやっと見つけました。
私が探しているのをみて廻りの人も集まってきて探し始めて
結構ガヤガヤしてきちゃって、
ひと組の女性達は「うるさいです、コロナがうつるといけないので口をひらかないでください」と注意されました。
私は単独ひとりものだったので、その時は口を閉じていたので怒られませんでした。

20210511玉虫厨子

最初にみつけた場所はここです
正面から左へ回った角っちょ。
きれいな玉虫色が残っていました。

そうか、こういう場所にあるのかと思って観察すると
他の部分にも色あせた玉虫の羽がみつかります。

20210511玉虫厨子の羽

こういう鮮やかな緑ラメ色のは、印をつけたほんの一角だけでした。

聖徳太子と法隆寺展
今も開催中です
4/27~6/20 奈良国立博物館

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小学6年生の教科書で初めてみたやつで、
奈良に住んでいるんだからいつか本物を拝みたいという願いが叶い、感激しました。

また、玉虫を何千匹も貼り付けるって昔の人はグロいことをするものだと思いました。
今、大人の目で考えると、当時はラメ色に光るものって虫の羽かガラス玉しかなくって
玉虫は宝石みたいにキレイな虫じゃ。
死んでもキレイじゃ。集めて使おうってなったのだと思います。

コメント

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No title

6月20日までですか~ 残念です。ちょこっと予定が合いませんね~ またの機会をとらえて・・・

>自遊自足さん

チャンスはきっとまたやってきますよ。
もっとすごい企画に巡り合えるかもしれませんよ。