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国宝が二つもある五條市栄山寺

20191213栄山寺八角円堂

奈良県国宝巡り朱印帳の旅も満願に近づいています。
今日はいい天気、ひょっこりと五條栄山寺へ行って参りました。

八角円堂が国宝です。
ここは西暦719年、藤原なかまろが父藤原むちまろの供養に建てました。
むちまろは藤原不比等の長男、藤原鎌足の孫です。
つまりなかまろは藤原鎌足のひ孫にあたります。
今より子を産むサイクルが短いだろうから、鎌足の時代から45年くらい後の世代の人が建てた寺です。

平城京遷都が710年だから、かなり古い。
創建当時のものが残っているからすごい。
奈良天平時代の建物。だから国宝。
四角いお堂の四隅を削って正八角にしたお堂です。

法隆寺夢殿に似てるっちゃ似てる。

八角円堂の内部柱には絵が書いてあって
天平時代に描かれたその壁絵が重要文化財です。

20191213栄山寺国宝梵鐘

行くまで知らなかったけど、梵鐘も国宝でした。
西暦900年代の作品で宇治平等院の鐘と同格。

この素晴らしい鐘が、戦時中の供出を免れたのは
関係者が隠したからなのでしょうか。

法隆寺、東大寺、唐招提寺は別格ですが
複数の国宝を持つ寺院は奈良でもごろごろというわけではありません。
南北朝時代には南朝皇帝も過ごされたお寺です。
栄山寺は創建当初のものを大切に守ってきたお寺でした。

20191213栄山寺これも重文の石塔婆奈良時代

何気なく建っているこの七重石塔婆は重文です。
切株が新しかった。1300年法要に向けて木を切っちゃったんでしょうか。

20191213栄山寺これも国宝石灯篭

本堂の前に鎮座するこの石灯篭も重要文化財。平安時代のものです。
石塔も石灯篭もたぶん地震のたびに落ちたと思うのですが
よくぞ無事で残りました。

20191213栄山寺大日堂は重文

大日堂も重要文化財。
なにげに建っていますが室町時代のもの。
鎌倉にある建物より古いです。

20191213栄山寺大日堂の束石

柱が束石からずり落ちそうです。



書くのを忘れてたことがあります。
栄山寺、囲いがありません。
敷地に門がないし、そこここに転がっている重要文化財にも囲いがない。
開かれた寺でした。

尋ねた時期が遅く、朱印を授かることができませんでした。
寺が賑やかなのは期間限定でした。
だからもう一度春に八角堂御開帳の時を狙って参りたいです。

先日新聞で11月23日に開山1300年法要があると知ったばかり。
国宝を持つのでかねてより狙っていた寺ですが、法要の日に行きたかった。
が、快晴のいい天気でした。
花より団子、寺よりランニングだろと京終駅から折り返すコースを走りました。

20191213栄山寺本堂法要の跡

法要の跡。本堂。

本堂の中には小柄な十二神将が祀られていました。
かわいい十二神将でした。
これも重文らしい。

コメント

非公開コメント

No title

来年は奈良の国宝めぐりかな~ 今年より自遊になる時間を作りま~す。車中泊はもちろん天理PAですかね

>自遊自足さん

どうぞゆっくりと、一回一か所ずつでもお越しください。
西暦3ケタのものがごろごろしていますよ。

奈良県国宝巡り朱印帳

そういうのがあるんですね?
で、奈良にはいくつくらい国宝があ流のでしょう?
平成から令和へ年号をまたいでの母朱印帳
貴重な思い出になりましたね。

と昨日?コメントしたのに頭がぼ〜としていたのか消えていたみたいです。

ヒガシマルのうどんスープはおいしいけど
らーめんスープが知りませんでした。

>小夏さん

#奈良県国宝巡り朱印帳

自らに課した課題です(^^♪
奈良県は京都や東京を超えて国宝級の建造物の数が一番多い県です。
寺の名前や場所は知っていても前はよくとおっても入ったことのないお寺がたくさんありました。
そういうところを一つずつ訪ねて行って御朱印を授けていただこうと思いました。
朱印は納経の証でスタンプラリーにしちゃいけないとよく言われます。
でも真っ新な朱印帖を手にしていなかったら
一生訪れることのなかった「その辺にある国宝を所有する寺」へ足を運ぶこともなかったでしょう。

ヒガシマルラーメンスープは売ってるのは知ってました
でも母親が買っていなければ
一生口にすることがなかったと思います。